北海道2デイズツアー
気温差が激しい今日この頃。
東京も既に寒い日があった。
でも新千歳空港に降りたときに感じた寒さたるや、やっぱり北に来たんだと身体が実感する。
今回の北海道ツアー、初日はアコースティックスタイルでローランドゴリラにて。
サウンドチェック後、ヒロちゃんと餃子の山岡家でちょっとつまむ。
なんか珍しく楽しい時間だった。
はじめましてのエロチカ、ゴリラーズ48、YASUさんと、久しぶりの山本さん、最近買ったらしいスクワイヤーのジャズマスターとルーパーを駆使してのライヴ。
近藤くんの”アメリカの夢”のカバーの乾いた響きがたまらない。
山本さんのその湿度を感じない音楽、心地よい。
いざ本番。
外気とは打って変わってステージは劇暑。
気温も熱量も。
“Funny camp”中心のセットリスト。
ギュッと詰まった、濃度の高いライヴだったと思う。
久しぶりのアンプ、ジャグボックス。ガリは激しかったが音質は昔から大好き。柔らかい。
楽しくエレキが弾けた。
終わってからブッキングをして頂いた新保くんにびっくりされる。
そうか、ギター弾く姿観てもらうの初めてだったんだ…ちょっとだけ自分が何者なのかよくわからなくなった。
でもそんな感じも良い。
打ち上げ、いつもの仲間プラスミッキーくんといつものジンギスカン。
ホント北海道の方は温かい。
そのあたたかさが厳しい冬をものともしないのだろう。
2日目はジッピーホールにてエレクトリックスタイルライヴ。
ジッピーホールってどんな感じ?って聞くと、みんな一様に久しぶり過ぎてなのか、情報があまりない。
そんな老舗なのに情報が少ないってどんなところだろうか?と思って赴いたら、なんと素敵な空間。
建物はさすがに古かったが。
サウンドチェックがおわり、ちょっとご飯をと思っても周りに意外と店がない…コンビニに向かう途中で渋いお蕎麦屋さんを発見。
全員で意を決して入ってみると、リーズナブルで良い感じ。
天ぷらつまみにもう呑みたくなるし、普段なら絶対そうしてるだろうけどそこは我慢我慢。
HAPPY CANDYS、lam、cuthbarts、そして新保くんの新しいバンド、S.T.Y。
The Everything Breaksで何度もFLUKEで対バンさせて頂いてきたんだけどちょっとバンド活動はお休みしてた新保くん。
久しぶりにバンド活動を再開させたその新保くんの独特なマイクスタンドのセッティングを見ただけでグッときた。
cuthbartsのドラムのシュウさん、脳梗塞を乗り越えてのライヴ
…そんなこと、みじんも感じさせないプレイ…駆けつけてくれた岡部くん、みんなFLUKEのメンバー。
人が創り聴くもの。
だからこそ新保くんがそこにいてギターを鳴らし唄うその存在に打たれる。グッとくる。
my funny hitchhiker、全力。
いろんなことが込み上げてくるのを抑えつつスパークさせた。
出演者全員で地下の616倉庫にて打ち上げ。
笑い声すら温かい。
久しぶりに新保くんと話した。
ムスタング、納得する鳴りを得るまで20年近くかかった話とか、いろいろ記号で話してた。嬉しかった。
ホテルに帰ってきてちょっとだけまた仲間達と小さい打ち上げ。
落ち着くんだよなぁ、なんだか。
個人として、バンドとして得るものが多い北海道ツアーだった。
ライヴの記録はこちらより
□札幌・ローランドゴリラ[※アコースティック](2024/11/16) → こちら
□札幌・ジッピーホール[※エレクトリック](2024/11/17) → こちら
さて明日は東京下北沢251にてラージとwash?とのツアーファイナル。
必ず良い夜になる。
雑音が聞こえたなら、大きな音で吹き飛ばすまでだ。
長野ツアーシリーズはまた落ち着いたらゆっくり書きます。
ありがとう。