In the name of love 京都磔磔

長いよ。

10月31日、11月1日、THE COFFEE & CIGARETTESと京都、和歌山、2デイズ2マンツアーも無事終了。

笑いまくり、泣きまくり、呑みまくりのツアー。

ま、コーヒーとは毎回そうなんだけど。

なんというか、対バンツアーというよりは、どうしても修学旅行色が濃いツアーになってしまう。

こんなバンドとはもうそうそう出会えない、率直にそう思う。

強烈な渋滞の中、ヒロちゃんの忍耐運転を経て到着。

京都磔磔。いろんなライヴハウスのステージに立たせて頂いてきたと思うけど、やっぱり磔磔だけは何かが違う。理由はわからないが。かっこよく言わせて貰えれば、音楽の精霊達があつまる場所、そんな感じ。

両バンド共再会を喜び、サウンドチェックが終わり、楽屋でドラムのユーキが

「周平さん、持ってきました」と、zippoを差し出してくれた。

ユーキはガンダムマニアでもあるが、ハンパないzippoマニアであり、コレクター。

その辺のぽっと出のzippoマニアじゃない。

本当にzippoを愛してやまない人の知識と解説が凄い。

そんな彼が前回のツアーの時に「うちのzippo、周平さんとこへ里子に出そうかなぁ、、、」なんて言ってくれてたのは覚えていたんだが、まさか本当に持って来てくれるとは微塵も思っていなかった。

1953年製のzippo。

「これが一番周平さんらしいと思ったんですよ」と。しかも

「着火石を赤にしときました。このチラッとみえる赤がまた周平さんらしいと思って」

嬉しいを通り越して、なんや良くわからない感情に襲われる。

モノじゃない。

ユーキのこころの一部がzippoというカタチをしているんだ、そう感じた。

ありがとう。ユーキ。

そして今回もまたまたギターの上ちゃんが忙しい中カレーを仕込んで振る舞ってくれた。

ぼくらがサウンドチェックしてくれてる間にご飯を炊き、カレーを温めなおし、ほかほかの状態。

ちょっとした高級ホテルのカレーみたいな味。

コレも上ちゃんの気持ちがカタチとなってぼくらのお腹を満たしてくれた。

こんな事ってありますか?皆さん。

じーんとした気持ちになってて気がついたらSEが鳴り始めてた。

そうだ、磔磔は立地環境上、21時音止めだからいつもよりスタートが早かったんだった。

気持ちを切り替えてステージへと。

今回は外国人の方がたくさん来てくれていて、フロアの皆んなが熱心に楽しんでくれてて嬉しかった。

THE COFFEE & CIGARETTESのステージ。新曲がほんと素晴らしい。

熱い演奏でグッとフロアの熱量が上がっていくのが肌でわかる。

さてさて、アンコールのルースターズセッション。今回は新たに新しい曲を3曲投入。ハッピー感と緊張感が混ざってこれまた良い感じ。THE COFFEE & CIGARETTESとでしか出来ない、ライヴの醍醐味。フロアがハッピー感マックスになったところでライヴが終了。

磔磔の雰囲気を存分に噛み締めながら機材を片付け、打ち上げへと。

まぁ、みんな食べるわ呑むわ、高校生かよ?感満載。あ、高校生は呑んではいけませんが。もちろんちゃんと来年のツアーへの前向きな話しもしながらね。

それからジュンくん、近藤くん以外のメンバーで2次会へと、、、。ここは書きません。

な、長いやろ?

しかも京都だけでこれだけ書くことがあるんやから、和歌山編はまた次回にするね。お楽しみに。