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2024-09-27

中村貴子さん

思い返したら、たかこさんに初めてお会いしたのは1990年。

まだデビュー前のコンテストにて。

デビューしてからもなんだかんだとお世話になって…そういえばどっかの公園で2時間くらい取材と云う名のぼくの悩み相談もさせて頂いたりもした。

和歌山から出てきて、まだ右も左もわからなかったし、周りのスタッフの方の言ってることも音楽以外の事はよくわからなかったし、与えて貰った環境も当たり前の様に思ってた、二十歳そこそこの勘違い生意気野郎の話しに真剣に耳を傾けてくれたたかこさんだった。

そん時に

「恩賀くんの好きな様にやったら良いんじゃないかなぁと私は思うよ」

と言って貰えたんやけど、そん時はその「好きにやる」って言葉の真意さえも、良くわからなくなりかけてた時期だった。

でも音楽への情熱と真剣な声の響きにホッとした記憶を今も鮮明に憶えてる。

もう外は夕暮れになりかけていた。

それから時は経ち2005年。

PEALOUTのライヴを観に下北沢のキューに行った時、めちゃ久しぶりにたかこさんに再会したんよね。


「恩賀くんやん!久しぶり!元気?」って。

憶えてくれてたのが凄い嬉しくてね。

パーソナリティってお仕事は年間に何百ものアーティストに関わるんだから、こんなに長く会ってないと忘れられてても当然。

だけどちゃんと憶えてくれてたんよね。

そして打ち上げで呑みつつ、たかこさんも帰り、ダラダラと呑みつつ、1人減り、また1人減り…ほぼほぼ人が居なくなり…

で、初めて近藤くんと呑んだのよ。

もちろんその前から面識はあったけど、ちゃんと呑んだのはそれが初めて。

具体的に何を話したのかなんてあんまり憶えてないけど、気がついたら朝だった気がする。

でも今から振り返ってみたらあの機会が起点だったのかもなぁ。

そん時もそうやったと思うんやけど、二人で呑む時って特にわいわい話す訳でもなく、やんわりした時間が流れていく感じ…

ソコは今も変わんないんよね。

それから7年経ち、The Everything Breaksで一緒にバンドをやる様になった。

The Everything Breaksん時もそうなんやけど、ラジオの収録はだいたい近藤くんにお任せしてるんよね。

近藤くんが収録に行ったとき、たかこさんが

「近藤くん、メンバーに恩賀周平って書いてあるけど、もしかしてあの恩賀くん?しかもベース?私かなり前から知ってるんやけど…。」

「え?たかこさん、周平の事、知ってるんですか?…」

いやぁ、そりゃそうなるよ。

え?まさかソコ一緒にバンドやる?ってなるよ。

さぞかし面白かったやろなぁ、その瞬間は。

それから以降、またmy funny hitchhikerを取り上げて頂けるようになって、今回の”Funny camp”の特集へと繋がる。

スタジオにて、たかこさんと20年振りに再会。

たかこさんの生声だけで、あかん…グッときたよ。

たかこさんの音楽への情熱、愛情、真剣さとユーモア、何にも変わらない。

あっという間の時間だった。

コレ、なかなか壮大な絵巻物でしょ?

あん時の自分に言ってやりたい。

「続けてたらええ事あるよ」

ってね。

何をやるか?も、もちろん大事だけど、誰に出会うか?の方が大事なんかも知れないなぁと、改めてヒシヒシと感じてる2024年の9月、暑さが残る夕暮れ時。

さぁ、my funny hitchhiker、3人揃っての初「FAB NIGHT〜 TAKAKO’S EDITION〜」

オンエア、お楽しみに。

☆9/30(月)深夜25:00〜

#bayfm「FAB NIGHT〜 TAKAKO’S EDITION〜」

※radikoプレミアムで、bayfmが全国で聴けます!

https://program.bayfm.co.jp/fab/


2024-09-25

追伸

大阪のかずおさんが早速ニューアルバム、Funny camp について書いてくれました。

この文章を是非是非読んで、んでまたアルバムを聴いていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。

https://note.com/poccartney/n/ne4d5f4455673?sub_rt=share_b


2024-09-25

大阪、名古屋ツアー

9月13日、大阪コーナーストーンバーアコースティックスタイルワンマンライブ、14日、名古屋大須アンリミッツにて精神安定剤との2マンライヴ終了。

大阪の前日、my funny hitchhikerの新しいアルバム”Funny camp”をダウンロード販売開始して翌日からのツアー。

とにかく近藤くんが、いや、近藤くんの脳内が大変で…。

やっぱりリリースするって、制作とは全く違うところから発っせられるエネルギーをふんだんに使う。

何もかも3人で行ってるから代わりは居ないし、それが好きではあるんだが、とにかくやる事が満載。

近藤くん、申し訳ない。

アコースティックスタイルでのライヴではぼくはエレキを弾くんだけど、コレもまたなかなかなもんで。

っつうのも、レコーディング中、Aと云う曲のギターを弾きながらBと云う曲のミックスもしながらCのアレンジを…みたいな中でプレイしてたんよね。

だからどの曲のどのバースでどう弾いたのかがグシャグシャ。

リハーサルでソレらを整理して復習してからのライヴだった。

かずおさんおすすめのコーナーストーンバーの響きがまた気持ち良くて。

オーナーのハイシーさんもまた気持ち良い方で。

ギターアンプも古いタイプのJC-60、なかなか最近見かけないアンプが硬くなく温かい音で気持ち良かった。またやりたい。

翌日移動して名古屋へ。

精神安定剤の結成33年記念ライヴに呼んでもらって。

大須アンリミッツは2月にワンマンをやらせてもらった会場なんで、サウンドチェックもスムーズ。

ここのベースアンプもまた最高で全くセッティングに時間がかからない…うう…持って帰りたい…

my funny hitchhiker、最近では一番安定したライヴだったと思う。

精神安定剤、今回は普段2人いるギターの方がベースを担当。

コイデくんの言葉がしっかりと届き、刺さる。

年輪だけじゃない。

今を生きる生き物たち。

打ち上げも楽しく、笑う笑う。

焼酎の濃さが毎回安定しない居酒屋。

ソレもまた楽し。

帰りの車中、静岡の半分くらい記憶がない。

なかなか珍しい。

ヒロちゃん、めちゃ頑張ってくれた。有難い。

会場に来てくれた皆様、ホントありがとうございました。

ニューアルバム、Funny campのCD盤が発売となった、21日のニュー風知空知にてのライヴについてはまた書きますね。

ありがとう。

ここでマイファニよりお知らせ

※ニューアルバム「Funny camp」のジャケットに関して

9/21からライヴ会場で販売する「Funny camp」の裏ジャケットの

アルバムタイトル表記に間違いがありました。

アルバムはバンドにとって、ずっと残る大切なものであり、

購入してくれた方にも大切に持っていてもらいたいアイテムです。

そのことを踏まえ、

発売前日ですが急遽、ジャケットを作り直すことにしました。

9/21のライヴには残念ながら間に合わないので、

修正前のジャケットを販売させて頂きますが、

購入して下さった方には後日、修正ジャケットを送付いたします。

ご理解頂けたら幸いです。

2024/9/21 my funny hitchhiker 一同


2024-09-15

Funny camp

先日マイラジで突然の発表となった、my funny hitchhikerの新しいアルバム、“Funny camp”912日よりダウンロード販売が開始しました。

https://mfhrecords.thebase.in/categories/3333768

自分達でも2020年にリリースした“Fanny party”や今回の“Fanny camp”をアコースティックアルバムって言い方をするんやけど、ソレってなんだか正しい言い方とは思えなくて、なんて呼べばいいんやろね?って話してると近藤くん曰く

Another side of my funny hitchhiker

かな?

って言ってた。

うん、そうかもしれないな。

ほら、巷に良くあるじゃない?

テンポを落としてエレキをアコギに変えただけのアコースティックアルバムって。

なんだか苦手でね。

別にソレが悪いって訳じゃないんやで。

ただぼくらにはなんかピンと来ないだけ。

普段のエレクトリックスタイルでのアレンジ、ソレはヒロちゃんがドカドカドラムを叩き、近藤くんがエレキを掻き鳴らし叫び大きな音でmy funny hitchhikerを伝える。

あくまでそれがmy funny hitchhikerの基本。

だけども、楽曲の立場に立ってみると、って、は?楽器側の立場ってなんなんよ?って、意味不明な事を言ってるのは重々わかってるけど、でもそうとしか言いようがない。

ま、言うなれば普段のアレンジが真正面からの写真だとするならば、楽曲を背面から写してみたらどんな写真が撮れるのか?

まるっきし違う写真になるでしょ?

それがこのアナザーサイドアレンジなんよね。

ソレは“Funny party”から変わらないmy funny hitchhikerの表現。

長い文章になってしまったけど、とにかく無事に発表できたことが嬉しい。

レコーディング秘話やら何やら(そんなんほんまにニーズあんのか?とは思うんやけど)的なものは諸々また追々で。

まずは2024912日、ダウンロード販売で発売となったニューアルバム“Funny camp”を是非聴いてみて下さい。

ありがとう。


2024-09-14

my funny hitchhiker ニューアルバム完成

ええっと

実は65日からずっとmy funny hitchhikerのレコーディングをしてたんよね。

7月、8月にあまりライヴを入れて無かった理由はそれ。

ま、なんとなく雰囲気でお察しの方もいらっしゃったかもやけど。

my funny hitchhikerのファーストアルバム、Too muffs beat as one をリリースした後、Funny party を制作しリリースをした様に、セカンドアルバム、documentをリリース後、ソレ的なるアルバムをつくらなきゃねということで。

ここでご存じの方もいらっしゃるかもだけど改めて。

my funny hitchhikerの活動は2種類あって、普段はエレクトリックスタイル。

近藤くんがギターボーカル、ヒロちゃんはドラム、ぼくがベースと云うのが基本だがもう一つ、アコースティックスタイルがある。

近藤くんがピアノ及びアコギ、ヒロちゃんはカホン、ぼくがエレクトリックギターで演奏するスタイル。

メンバーの担当楽器が違うのと、楽曲のアレンジが全く違うのが特徴。

この両スタイルで活動してきて、そろそろ新しい曲達へのアレンジも固まってきたのでこのタイミングでレコーディングへと突入したんよね。

レコーディング、ミックス、マスタリングも終わり今日、無事音は完成し納品完了。

ぼくの手を離れた。

最近は天候等が不安定過ぎるので、物流もスムーズじゃないから手元に届くまではちょっとまだ気が抜けないけど、とりあえずぼくに出来ることは全部やり切った今、備忘録を兼ねて記しておきたかった。

詳しくはまたね。

202493 my funny hitchhiker 恩賀周平